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人工知能に対するハードルを下げる!AIジョブカレにインタビュー

人工知能を仕事にしたい人のための学習スクール、そのパイオニア的存在である、AIジョブカレ。今年度から厚生労働省の認定や給付金も受け、手軽に実務経験豊富な業界トップクラスの講師陣による講座を受けることが出来ます。今回は、そんなAIジョブカレに関して、同社COOの佐藤秀臣さんにお話をお伺いさせていただきました。

立ち上げたきっかけは?

一番大きいのは、AI業界の人材の不足への問題意識です。AIは2015年くらいから盛り上がっていて、海外では早くから多額の投資や教育サービスが始まっていたのですが、日本は遅れているという現状がありました。

AIが盛り上がってきているのに、大学を見渡してもAIに関係する内容を教える場はあまりなくて、最近で言うと滋賀大学、横浜国立大学、立教大学が、統計や機械学習などを教えるようになりましたが、その人たちが卒業するのは少なくとも4年後ですから、やはり人材は不足しています。

AIジョブカレを立ち上げたのは2017年なのですが、その時もまだ、社会的にもAI人材は不足していたが教える環境がない、というのが問題としてありました。僕らがそれを補うことで業界に対し支援ができるのではないか、そう考えたことが立ち上げの経緯です。

AIジョブカレの特徴は?

認定制度に準拠している

弊社にしかない、オンリーワンのところだと、日本ディープラーニング協会(JDLA)のE資格認定講座であり、経産省と厚労省の専門訓練給付金、第四次産業革命スキル習得講座認定制度などに認定されていて、資格も弊講座を一回受けていただければ、すべて取ることができ、実務でも使えるようになります。

もちろん、資格はあくまで手段でしかなく、実務で活かすことが出来るように、という点をもっとも大事にしておりますが、ディープラーニングという枠では、厳しい審査をある公的機関や業界団体に認定されているのは、僕らだけだと思います。

経産省の資格も、この資格で高度な専門性を身につけてキャリアアップを図る制度としているので、目指している方向は一緒だと思いますし、単なる資格ではなく、実務で活用する人材を増やしたいという思いでやっています。

講師の質が高い

また講師に関してはかなり吟味をしております。採用には厳しい規準を設けていて、アカデミックな知識だけでなく、実務の能力も兼ね備えている方を採用しています。

特にYahoo! Japanやブレインパッドでデータアナリストをされていた方は業界を代表するような方ですし、JDLAの有識者であり、東大にも講師として招聘されている方もいます。アメリカのカリフォルニア大学で統計を学んだ方、マイクロソフト、フェイスブック、DeNAといった企業でデータ解析に関わった方など、業界の中でも豊富な実績があり、実務の経験値がある人だけにお願いをしています。

金銭的なハードルが低い

一方で、人材の裾野を広げるという意味では、金銭的なハードルに関してはものすごく下げるよう意識しております。

特に、厚生労働省の専門訓練給付金が今年の4月から適用されるようになり、これを使えば、受講料を国が補助してくれて、50~70%ほど、費用が抑えられる形となります。例えば、機械学習講座は対面の形式で、4か月で10万円で、もともと業界の中でも一番安いのですが、これが5万円~3万円となり、他にはない低い価格帯となります。ハンズオンの中では一番安いですし、下手したらオンラインより安いです。その価格でこれほど高い質の講師陣から講義を受けられるのはうちだけですので、これから受講される方はぜひ厚生労働省の給付金を使って下さい。

採用が決まれば受講料を返金

最後に、我々は、AI業界の人材輩出に寄与したい、という思いを持ってビジネスを行っております。そのため、未経験でも採用可能な求人を集め、採用が決まったら受講料金をすべて返すというビジネスモデルを取っております。今では他社さんも同じ形式を取っているところはありますが、我々がスタートした当時は唯一無二で機械学習を教える講座の中では、我々だけでした。今では毎月転職成功者がでており、業界に行くことの出来る、ハードルを下げることが出来たのではないかと思いますね。

どんな方に受講してほしい?

人材不足という問題意識からスタ―トしておりますので、理想を言えばやはり、どんな方も受講してほしいと思っています。現実的にはマーケティングをやっている方、エンジニアでインフラ系やプログラマーと呼ばれる方が多いです。これまでは多少、限定をしていたところもありましたが、現在は裾野を広げて、未経験の方も積極的に受け入れています。

サービス開始後の状況

受講者の人数は累計で1000人を越えてきていて、とても順調だと思います。ここ最近はすごく伸びていて、世の中の関心の高さが反映されているのかな、と思います。

講座の信頼度の視点でいうと、記事やブログで紹介していただけたり、毎月転職成功者がでています。業界で有名なABEJAさんやブレインパッドさんなどにご紹介できたりもしています。業界での認知も広がった感触もありまして、紹介できる企業様も多くなってきています。

今後の展望は?

基礎的なところを固めた後で、実務に役立つ講座を充実させていきたいです。

具体的には、3月からケーススタディのような講座を用意しています。例えば、製造業における異常検知とか、実際にデータを用意して、どうすすめたらいいのか、陥りがちな失敗は?どういうふうにチューニングすればいいのか、などのレクチャーを先にした後で、実際に書いてもらうような、実務の模擬演習です。この講座の優れた点としては、やはりwebで知ることの出来ないような講師のお手本をみせらることではないかと思っています。

第一線の現役の方ならこうコード書く、こう実装するというのを見ることが出来るのは、実務をする上で大きなヒントになると思います。事例に応じた実装の体験をしてもらうようなことは海外だとメジャーなのですが、日本だとインプット主体の学習がまだ多いですね。イメージとしては海外のMBAのケーススタディのような、アウトプットに重点を置いた講座を用意していきます。マーケティングやレコメンドエンジンなど、ビジネスで使われているようなケースを学び、学んだものを実務と繋ぐような練習をやってみることは重要なことだと思います。

AIジョブカレ公式
https://www.aijobcolle.com/