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エンジニアとコミュニティの付き合い方とは?Arduinoファンの木檜和明さんにインタビュー

エンジニアとコミュニティの付き合い方とは?Arduinoファンの木檜和明さんに聞いた

ArduinoファンはArduinoに関する情報交換を目的としたコミュニティです。月に一回程度もくもく会を開催されています。

今回は、Arduinoファンを運営されている木檜(こぐれ)和明さんにコミュニティをつくったきっかけからコミュニティの主催者になるメリットまでインタビューさせていただきました。

木檜和明さんプロフィール

プログラマ、インフラエンジニアを経てSREへ。CIerのアイレット(株)所属。ITで世の中をより良くしたい。興味領域はエンジニアリングではクラウド/IoT/ロボティクス/AI/ペイメント、それ以外ではマーケ/PR/HR/CS。

ツイッター:https://twitter.com/kogurek1
個人サイト:https://l-w-i.net/

Arduinoの勉強を始めたきっかけ

僕はもともとインフラのエンジニアをやっていました。昔インフラのエンジニアって実際にハードウェアを目の前に置いて操作したりしていたんですよ。それがクラウドの時代になって手元にあるハードウェアがどこか遠くに行ってしまい触れなくなってしまいました。手が寂しくなって何か触れるものはないかなと思い、いろいろ探したところRaspberry Piを見つけてすぐに購入しました。

Raspberry Piとは、Raspberry Pi財団によって英国で開発されたARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータです。小さいけどちゃんとしたPCで手元で触ることもできるし、これは良いなと思いました。

しかし、始めてはみたものの結局はPCなので自分の家のPCがもう一個増えただけだったんですよね。

そんな時に今度はArduinoというものを見つけました。形はRaspberry Piと似ていたので機能も似ているのかなと思いましたが、センサーのデータを扱ったりモーターを回すことができたり、本来のマイコンの機能だけが取り出されたことがわかり、これは面白いと思い、Arduinoの勉強することに決めました。

Arduinoコミュニティ「Arduinoファン」を始めたきっかけ

Arduinoの勉強を始めたものの、当時ハードウェアについての知識は全く無かったので、誰かに聞きたいなと思っていました。

Arduinoに関する勉強会を探しましたが、大阪に一つあるだけで、他には一つもありませんでした。大阪に毎回行くのは大変なのでそれなら東京に自分で作ろう、そう思い「Arduinoファン」を作りました。

コミュニティを作って2年半ほど経ちますが、現在もArduinoに関するコミュニティは関東圏では「Arduinoファン」の他にないので、参加者は多いですね。たくさん人が来てくれればコミュニティも盛り上がって情報交換もできるようになります。

コミュニティに所属するメリット

コミュニティの良いところは、普段自分が関わらないような人と交流できることです。会社員、フリーランスどちらでも良いですが、自分の関わっているプロジェクトだけだとそこからの広がりがありません。

もちろん、一つのプロジェクトを完成させるにはそのプロジェクトだけに集中し、深掘りしていくことが大切です。

でも、もし仮に次はこんなことがしたいということがある場合は、自分の興味のあるコミュニティに属しておくことで実際に活動している人の生の声を聞くことができます。これほど貴重なことはないですよね。

コミュニティの主催者になるメリット

コミュニティのメリットはお話した通りですが、コミュニティの主催者になるともっと良いことがあります。

コミュニティを主催することで一番良いのは、居場所を自分で作れることです。

僕もArduinoのコミュニティがなかったので、自分で作りました。会社員の方でも、フリーランスの方でも、自分で作った居場所を持っている人はなかなかいないのではないでしょうか。

今はインターネットを使って誰でも簡単に主催者になることができ、コミュニティの主催者になるハードルがとても低くなっています。

自分の作りたいコミュニティがある人はぜひ主催者になることをオススメします。もし無い人でも自分の興味のあるコミュニティにまずは一度参加してみると良い出会いがあるかもしれません。