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シリコンバレー式コーディングブートキャンプ!Code ChrysalisのKani Munidasaさんにインタビュー

シリコンバレー式コーディングブートキャンプ!Code ChrysalisのKani Munidasaさんにインタビュー

Code Chrysalisは、日本初のシリコンバレー式コーディングブートキャンプです。今回は、Code Chrysalisの代表のKani Munidasaさんにインタビューしてきました。

ブートキャンプを始めたきっかけ

僕は、もともとロボットを勉強するため30年ほど前に日本の大学に通いました。私にとって、当時ロボット研究といえば、日本かアメリカだったかと思っていたのですが、日本の方が研究が進んでいると判断し、日本を選びました。大学卒業後はそのまま日本で就職し、4年間働いていましたね。

その後アメリカへ転勤となり、1999年から2017年までアメリカで働いていました。その間、かつて日本がリーダーシップを持っていた様々な業界が衰退していくのを目の当たりにし、とても残念だと感じたんです。

僕もIT企業で長い間エグゼクティブをしていましたが、徐々に意味のあること、社会のためになることをやりたいと思いはじめました。そこで、まずは自分がコーディングの勉強しようと思い、43歳の時にサンフランシスコでコーディングのブートキャンプのハーバードと言われているHack Reactorに入ることを決めました。実際に入学してみて、素晴らしいプログラムだと思い、これを仕事にしたいと強く思うようになりました。

でも、やるんだったらアメリカではなく、大好きな日本でやりたい。そう思って、日本で次世代のエンジニアリーダーを育てることをミッションにすることに決めました。当時はブートキャンプという概念自体知られていなかったので、マーケットを確率することから始めなくてはならなかったのでかなりのエネルギーが必要でした。

また、日本でブートキャンプを始めて気づいたのが、会社を辞め、3カ月間無給でブートキャンプに参加したいと思う人がほとんどいなかったことです。しかも自ら授業料を払ってまで自分に投資する人はわずかでした。さらに興味を持ってくださった方でも、プログラムがすべて英語で行われるという言語の壁もありました。

でも結果(卒業生の成功)がものを言うのでしょう。最近はそのリスクに対するリターンについて理解をしてもらえるようになってきたなと実感してます。

アメリカのブートキャンプの状況

ここ5年くらいで全米のあちこちにブートキャンプができています。今は、300から400ぐらいの数があるんじゃないかと思います。

各地にブートキャンプが増えている理由は、コンピュータサイエンスを専攻した大学生の人数だけだと圧倒的に「エンジニア」の数が足りないのです。これは日本だけでなく、アメリカ、そして世界各地で起こっていることです。

現状のCode Chrysalisについて

第1期をスタートした時、働いていた会社を辞めてコードクリサリスに入学した生徒はわずかですがいました。そして幸い3期続けて生徒が一つの大手企業から退社し、うちに入学したことを機にその企業さんがコードクリサリスの価値に気づいてくれたのです。

その後、その企業はコードクリサリスに入学した社員に対しては休暇を付与し、授業料も会社負担するようになりました。こうした企業の支援もあって、私たちのブートキャンプの認知は上がり、普及し続けています。

最近だと、自社内エンジニアの研修を目的とした特別講習を行ってくれないかというご相談も企業から頂いており、企業の要望に合わせてプログラムをカスタマイズし、提供しています。

生徒の多くは大学でコンピュータサイエンスを専攻していました。しかしながら大学で学んだことをソフトウェアの開発の現場で活かせているとは言えないようです。参加者の大きな目的は、「ソフトウェアエンジニアリング」を習得することです。それはエンジニアとしての技術だけではなく、ソフトウェアエンジニアとして成功するためのコミュニケーション能力やチームワーク、自律性なども学びに来ています。

Code Chrysalisの特徴

Code Chrysalisの特徴は、月曜日から金曜日の朝9時~18時に授業を行い、週末を含め毎日宿題もあるので、フルコミットが求められる厳しいカリキュラムです。もちろん未経験の方も大歓迎なのですが正直、かなり厳しい基準を設けています。未経験者は少なくとも無料のオンライン教材などを用いてプログラミングの基礎を習得してから検討するよう進めています。

実際の入学のプロセスはオンライン上でアプリケーションを書いてもらうというコーディングチャレンジを受けてもらうことから始まります。コーディングチャレンジをパスすると、キャンパスでインタビューを受けることができ、インストラクターとペアプログラミングをしてもらいます。その場では、スキルはもちろん、人間性や、コミュニケーション能力、質問力などエンジニアとして成功するために必要な能力を注視しています。

エンジニアとしての技術、そして人間性。その両局面で合格すると、2ヶ月間のプレコースが始まります。それが終わって初めてカリキュラムがスタートします。

これからの展望は

私たち、Code Chrysalisのブートキャンプでは、言語はJavaScriptを使い、一人でサービスや、アプリをフルスタックで構築できるエンジニアを育てています。それに加え、コミュニケーション能力が優れ、英語で自分の考えを伝えることができる「真のエンジニア」を育てているのがCode Chrysalisの最大の特徴です。これからもシリコンバレーに負けず、世界を舞台に活躍できるエンジニアリーダーを育てていくことを目標としています。

Code Chrysalis公式
https://codechrysalis.io/?lng=jp