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E資格(エンジニア資格)は日本ディープラーニング協会(DLA)が提供するエンジニアの認定試験

E資格(エンジニア資格)は日本ディープラーニング協会(DLA)のエンジニア認定試験
ポン
ポン
こんにちは!フリーランスエンジニアのponです。

近年、AIというワードを非常によく聞くようになりました。
ディープラーニングが社会的に実装できるようになったことから、大きなイノベーションが起こったと言えると思います。
日本でも将棋にディープラーニングを用いたコンピューターが登場し、プロ棋士と対戦した「電王戦」が行われ、ソフトが名人に勝利するなど多くの注目を集めました。

そのディープラーニングの技能をテストするE資格(エンジニア資格)という試験があることを知っていましたか?
ここではそのディープラーニングを実装するためのエンジニアの試験、E資格(エンジニア資格)について紹介していきたいと思います。

E資格(エンジニア資格)とは?

日本ディープラーニング協会(DLA)が行う機会学習・AIエンジニアのための認定試験。日本ディープラーニング協会(DLA)はAI領域で有名な東京大学の松尾豊氏が務めています。
2018年9月に第一回の試験が行われており、今後も継続的に行われます。現在実施されたまたは発表されている日程としては、下記のようになっています。年に2回ほどのペースで行われていきそうです。

2018年9月 第一回
2019年2月 第二回
2019年8月 第三回

目的は日本におけるディープラーニングが実装できるエンジニアを増やすこと。日本人は試験が好きな傾向はあるので、ディープラーニングを実装できるエンジニアを増やそうと思ったら、この試験はよいかもしれませんね。

日本ディープラーニング協会(DLA)公式HP
https://www.jdla.org/

この試験を受けるためには、日本ディープラーニング協会(DLA)が定める下記の認定プログラムを2年以内に受講したことが求められます。現在は7つの認定プログラムになっていますが(2018年9月に行われた第一回目の試験の際は3つの認定プログラムであったので、短期間に7つまで増えています)、少しずつ増えており、今後もこの認定プログラムは増える見通しです。

<JDLA認定プログラム>

■現場で使えるディープラーニング基礎講座
講座形態:ハンズオン(東京、大阪、名古屋)
運営会社:スキルアップAI株式会社
詳細ページ:https://www.skillupai.com/deep-learning/

■機械学習オンライン/ディープラーニングオンライン
講座形態:オンライン
運営会社:株式会社zero to one
詳細ページ:https://zero2one.jp/#courses

■現場で潰しが効くディープラーニング講座
講座形態:ハンズオン(東京)
運営会社:株式会社ナトフ
詳細ページ:http://study-ai.com/jdla/

■AI_STANDARD for Engineering
講座形態:オンライン
運営会社:株式会社STANDARD
詳細ページ:https://www.ai-standard.jp/

■AIジョブカレ ディープラーニング講座
講座形態:ハンズオン(東京、大阪、福岡)
運営会社:エッジコンサルティング株式会社
詳細ページ:https://www.aijobcolle.com/dl/

■ディープラーニングハンズオンセミナー
講座形態:オンライン事前予習 + ハンズオン + オンライン補講動画
運営会社:株式会社キカガク
詳細ページ:
・Chainerコース https://short-term.kikagaku.co.jp/dnn-seminar/
・Kerasコース https://short-term.kikagaku.co.jp/dnn-seminar/?seminar=keras
・長期コース   https://seminar.kikagaku.co.jp/

■Aidemy Premium Plan E試験対策コース
講座形態:オンライン
運営会社:株式会社アイデミー
詳細ページ:https://aidemy-premium.net/

ここにあるコースを受講した上で、試験に挑めるということですね!認定プログラムの増加などの情報も日本ディープラーニング協会(DLA)のウェブサイトにて更新されますので、気になる方は定期的にチェックするとよいのではないでしょうか。

試験の会場や料金は?

試験の会場は現在、東京と大阪の二箇所で実施されています。
また、試験の受験料は32,400円(税込)と他の試験なんどと比べると比較的高い金額となっています。

さらにこの受験料に加えて、上記したコースの受講料がかかってくるので、試験に対してかかるお金としては安くはない水準となっています。
ただ、現状AIブームが起こっており、機械学習・AIエンジニアは引く手あまたの状況ではあるので、転職も含めた投資と考えることが重要かもしれませんね。

また、法人で受講できる方は会社からの補助がないか聞いてみてもよいでしょう。

G検定ジェネラリストとの違いは?

日本ディープラーニング協会(DLA)はG検定ジェネラリストという認定試験も行なっているのですが、その違いについても紹介します。下記の図を見ていただけると分かるのですが、

G検定ジェネラリストとの比較

G検定ジェネラリスト
ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して事業応用する能力を持つ人材

E資格エンジニア
ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を持つ人材

となっています。簡単にいえば、G検定ジェネラリストはディープラーニングを用いてビジネスを作り上げるビジネスサイドの人材、E資格エンジニアはディープラーニングを実装できるエンジニアということになります。もちろん両方の認定を受けられるに越したことはないですが、費用のこともあるので自分の目指すべきキャリアなどに合わせて受講すると良いと思います。

転職に有利なの?

試験を受ける人にとって、この問題は気になるところではないでしょうか。
実際に転職活動にプラスに働いてくるんでしょうか?

結論から言うとE資格を持っていれば、多少転職に有利になるとは思いますが、過度な期待は禁物です。
E資格を取得するのに、必要な勉強時間は7つの認定コースの受講時間を含めて、120〜200時間程度で合格できるという人が多いようです。
もちろん、資格を取るために費やした時間分の評価は加わるとは思いますが、その時間で得られる知識ではあるのでそれが大きくプラスになるとは考えられないところだと思います。

エンジニアとして一流の人は、日々自己研鑽を積み重ねている印象です。
この資格の有無に関わらず、技術を追求していく方が良いのではないでしょうか。

まとめ

ということでE資格(エンジニア資格)について紹介してきました。試験料やその前のコース受講料は安くはありませんが、機会学習・AIエンジニアの給料は大きく上がっているので、これも含めて考えてみるとよいのではないでしょうか?