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泊まり込みでプログラミング修行を行うGAOGAOゲート!運営にインタビュー!

泊まり込みでプログラミング修行を行うGAOGAOゲート

GAOGAOは、起業家や起業家候補のエンジニアが多数在籍している、バンコク・東京・ホーチミンの3つの都市を拠点とした「エンジニア事務所」です。

そしてGAOGAOが展開する事業の1つであるGAOGAOゲートは、現役プロフェッショナル・エンジニアからのプログラミング教育を受けることができる、泊まり込みのプログラムです。現在は第3期のプログラムがホーチミンで行われているところです。

今回は、GAOGAOの鈴木さんに、GAOGAOゲートについてオンラインでお話を伺いました。

GAOGAOゲート立ち上げに関して

―どういった方向を目指して、GAOGAOゲートを立ち上げられましたか?

一般に、プログラミングスクールなどでは、プログラミングを教えた後にどこか別の企業に送り出すことを目標とすることも少なくないと思いますが、僕らとしては、GAOGAOコミュニティに所属してくださるメンバーを集めたいということで活動をしています。

もちろん、エンジニアになりたいという方がいらっしゃれば、その方と相性のいい企業をマッチングということは可能ではありますが、僕たちが目指しているのは、あくまでもGAOGAOというエンジニアコミュニティの拡大です。

このコミュニティは現時点でプログラミングの知識があまりない方も歓迎していますが、コミュニティに入ってもらうためには、一定のエンジニアスキルを持っていることが前提となります。なので、そういう方のエンジニアスキルを引き上げるために、GAOGAOゲートを立ち上げた、という次第ですね。

―GAOGAOさんはスクールではなくあくまでもエンジニアのコミュニティということですが、新しく参加者を募集する場合に、自分たちの肌に合う人に来ていただくことってけっこう難しくないですか?

おっしゃる通りです。外部の人をお受けする中で、あまりにも考え方が違う人を迎えてしまうと不都合が生じかねないので、この点はかなり慎重な受け入れ態勢を整えています。
そのための仕組みの1つは、ノンプロモーションで運営していることです。僕らはこれまで、広告費用をかけたことはないんですよ。

そうすることで、広告経由ではなく自らGAOGAOという名前を見つけ出すまでの情報感度を持った人に来てもらうことができます。2つ目は、海外に乗り出すというフィルターですね。

そして最後に、面談の機会を設けることで、僕たちの考え方と合った人を選ぶようにしています。

こういう仕組みをとることで、なるべく自分たちに合った人たちに来ていただけるようにしています。

GAOGAOゲートの特徴など

カリキュラムについて

―カリキュラムにはどういった特徴がありますか?

GAOGAOゲートのカリキュラムは、一か月のオンラインと、一か月のオフラインに分かれています。最初の一か月間、ビデオ会議を通して学習してもらい、その後現地(3期はホーチミン)に来ていただくという形になっています。

オンライン学習では、コーディングの画面を共有するシステムを取り入れているところです。画面共有が可能になると、国をまたいでいてもその人がいま何の画面を見ているかがわかりますから、緊張感を持って学習を進められます。

そして、現地では、24時間一緒に生活をしながらプログラミングをします。オンラインでも現地でも、プレッシャーがかかる環境の中でストイックに学習することになりますので、そういう形の学習環境に耐えうる方、あえてストイックな環境に挑戦したいという方を歓迎しています。

GAOGAOゲートの価値観

―GAOGAOゲートのモットーなどがあれば、お聞かせください。

GAOGAOゲートが大切にしている価値観は3つあります。

1つ目は、カンフォートゾーンからの脱出です。日本に生まれて、そのまま海外に出ずにずっと日本に住むのがやはり居心地がいいものと思いますが、そこをあえて日本から出ていくという方々を僕たちは応援したいなと思っています。ある意味、江戸時代の脱藩みたいなものですね。グローバル化という今の時代のうねりや変化を見てとる情報感度を持ち備え、そして自分も海外に出て何かをやりたいという心意気を持った方を支援し、海外で活躍できる人材に育て上げたいという思いを持っています。

2つ目は、「自走力」を身につけることです。ここで言う「自走力」は、自己解決能力や検索力、情報の収集能力などを広く表しています。

今の時代、何かの疑問を解決したい場合、既にウェブ上に色んな答えが載っているので、検索ツールを使えばすぐに答えが見つかるケースもたくさんあります。ですが、検索ツールは0から100の知識を得られるような万能なものではありません。そうではなく、元々自分が持っている1つの知識を検索ワードに入れて調べると、10個の答えが出て、その10個の答えを元にまた検索をかける、という流れをたどらないといけません。

このように、検索を活用して自分の知識を元に新たな知識を得るためにはそれなりの知識やコツを身につける必要があり、こういう「自走力」を鍛えるのを惜しみなくサポートするように心がけています。

3つ目は、効率化志向を高めることです。今の時代は、一日のうちに大量の情報を処理しなければいけません。

中には、江戸時代の人の1年分ぐらいの情報を僕らは一日で吸収しなきゃいけない時代になっている、と言う人もいるぐらいです。そういう中で、現代に即した効率化志向を養っていただければと思っています。例えば、機械化やAIの流れにうまく乗り、そうした技術を活用できている人は、一日の10分間を、自分が書いたスクリプトに代行させることができるので、いわば一日10分が増えているという風に考えられますよね。そういう風に、オートメーションやAIの機能も利用しつつ、時間を有効活用し、情報収集などにおいて効率化を促進していってもらいたいと思っています。

以上の3つの力を、GAOGAOゲートに参加されている皆さんに培っていただけるよう、プログラムを運営しています。

クリエイティブなものを生み出したい

―GAOGAOからは、海外ノマドのようなキャリアを進む方がたくさん生まれてくるようなイメージを持っていますが、いかがでしょう。

僕らとしては、実はノマドになってほしいという意志は全くないんですよ。東南アジアを拠点に選んでいるのは、海外を旅しながらノマドになってほしいからではなく、単に東南アジアの方がコスパのいい生活を送れるからなんです。東南アジアは日本よりも物価は安く賃貸契約のハードルも低く、生活コストが抑えられるという利点がありますし、テクノロジーについて学べる点もあります。それに生活クォリティもそこまで日本と変わりません。それだったら、日本にいるより全然コスパがいいよね、という考え方をしています。

日本で暮らしていたら、何かと雑念にとりつかれがちな所を、東南アジアだと雑念に煩わされる心配がなく、集中しやすい環境で勉強できるという点も利点ですね。

僕らとしてはむしろ、そうやって生活コストを抑えることで、働かなければいけない時間を少なくして、そうして生まれた残りの時間で、世の中にクリエイティブなものを生み出していってもらいたいなと思っています。

GAOGAOゲートの今後

―今後の展望などがあれば、教えてください。

僕らGAOGAOゲートの強みとして、日本から出て、海外で一緒に生活しながら勉強できるという点があります。このことを踏まえると、今までの拠点はすべて東南アジアにしていましたが、今後は世界の他の地域でもGAOGAOゲートを開いてみたいと考えています。

世界各国の動静を見ていると、テクノロジーが進んでいる国々というのは東南アジア以外にもたくさんありますからね。例えば、最近テクノロジー強国として台頭しつつあるというエストニアとか、他には中国の深センとか、サンフランシスコも候補に入っています。日本でも良いと言えば良いところを、あえて海外に出て行くのがGAOGAOゲートの面白い所だと思いますし、海外への進出は今後もどんどん進めていきたいですね。

GAOGAO公式
https://gaogao.asia/

GAOGAOゲート公式
https://gate.gaogao.asia/