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エンジニアって鬱になりやすい?メンタルヘルスケアについてうつマッピングのほっしーさんに聞いてきた!

エンジニアって鬱になりやすい?メンタルヘルスケアについて考えた
ポン
ポン
こんにちは!フリーランスエンジニアのponです。

メンタルヘルス、最近そんなワードを聞くようになりました。

私の周りのエンジニアでも、鬱になったという声を聞くことも….

これって調べずにはいられない!!!そんなことを思ってうつマッピンングというメンタルヘルスの本を出版されたほっしーさんにインタビューしました!本はこちらから。

ポン
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よろしくお願いします!

ほっしーさん
ほっしーさん
はい、こちらこそよろしくお願いします!

ほっしーさんの略歴

ブログ『メンタルハック』運営。心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。新卒でIT企業に就職し、たった半年でうつ病を発症(現在は、ほぼ完治した状態に)。休職後に退職。その間Twitterで情報収集をし、うつ病に対する理解を深める。「うつ病の体験談で読みやすいサイトないな」と思い、ブログを書き始める。 ブログを仕事にして(最高月間45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁る生活を送る。散歩は行くが、ほとんど引きこもりの生活。ブログやSNSを駆使し、新しい時代の働き方・生き方をメンタル疾患持ちの視点から発信している。最近、Youtubeも開始した

エンジニアは鬱になりやすいのか?

やはりエンジニアという職種自体が鬱になりやすいというのは言えると思います。

納期が厳しいってことがまず一つ。

あとはレビュー。会議でレビューするとき、周りからの当たりがきつかったりするですよね。「このコードあってるの?」とか。わたしはトヨタとかが取引相手だったので、かなり厳しかったし、本質的ではない部分も指摘されることもありました。

あと思うのは、労働時間ですね。労働時間が長すぎる。わたしがいたところはかなり長く高速されていました。あとは、急な仕様変更。あるあるですよね。

それから、コミュニケーション。雑談する人がいないんですよね。僕の周りだとイケイケの感じの人たちだったら違うかもしれないんすけど、Slerとか業務系の人たちは仕事の内容以外喋らない場合が多いです。和気藹々といった感じではないんです(笑)

動けなくなった時のほっしーさん

エンジニアの生活習慣的に気になるところは?

心理学の研究結果で出ているんですが、ほとんどのSNSはネガティブ要素が強いんです。ツイッターもフェイスブックも。SNSはメンタルにはよくないんです

ちなみに一番ポジティブなのはYoutubeなんです。日本人は他人の目を気にしすぎてしまうという特性があるので、そもそもSNSに向いてないのかなと思います。本来は交流とか情報発信ツールなのに、みるだけで終わってる人も多いですよね。

あとエンジニアってPCとかスマホばっかり使ってるんで外に出ない人も多いんですよね。意外と外に出ない弊害ってかなり大きくて

うつ病って薬飲むんですが、基本的に薬の目的ってセロトニンという成分を分泌させるために飲みます。ただセロトニンって太陽の光を浴びてたら勝手に出てくるんです。なので、日照不足はかなり大きな問題。実際にノルウェーとかスウェーデンなど北欧の国は日照時間が短いので、うつ病の発症率がかなり高いんです。だから日照時間が減る仕事は結構うつ病になりやすいと思います。納期前とか、昼夜逆転してしまうと朝方に太陽の光を浴びないので、結構ダメージがでかいですよね。

エンジニアならではの鬱の治し方は?

エンジニアの方ってゲーム好きな人多いですよね?例えばポケモンGOとか、外でできるゲームをやるのはいいと思います。日光に当たって、運動にもなるので。

日本ではまだないんですが、海外だとパニック障害の人向けのゲームがあったりするんです。ゲームをすることで精神安定させる的な。そのうちそういうのがたくさん出てくると思うんですが、テクノロジーで解決するのは一つ方法だと思っています。
あとは、耳に強烈な光を浴びせるグッズがあるんです。3万円くらいの。結構高いんですけど、それが冬季うつ病の人向けの治療に使われてたりするそうですよ。

フィンランドのオウル大学の研究者たちは、光を必要としているのは目ではなく、脳だと主張している。耳外道は、脳に光を当てるには便利な穴だ。そこでValkeeは、イヤホンを使用して頭の中を照らし、灰白質のうちで光に敏感な部分を刺激するのだ――少なくとも理論的には。
怪しい話に聞こえるが、オウル大学で行なわれたテストではその有効性が確認されており、この装置を1日8〜12分、4週間に渡って使用した被検者10人のうち9人が精神的安定を感じたという結果が出ているという。https://wired.jp/

職場の環境を変えるのは?

環境を変えるのは一番メンタル的に有利に働きやすいんです。

私名古屋でエンジニアやってたんですが、うつ病の診断が出たんです。そのあと休職期間中1ヶ月名古屋にいたんですが、その時一向に症状がよくならなくて。薬飲んだらよくなるけど、外に出たいとも思わないし。もちろん仕事なんか手につきませんでした。それはなんでかと言うと、鬱になった職場が近くにあったし、外に出てもみんな知り合いなので「なんで仕事いかないの?」って感じだったからです。すごく苦しくて。人間は苦しいものが物理的に近くにあるとメンタルはやられるものなんですよね。まずは物理的に離れることが大事

今はだいぶ良くなってきていて、仕事をやれているんですが、未だに名古屋には行きたくないです。物理的に離れることがかなり大事なのは、身を持って理解しました。職場で、部署を変えるとかプロジェクトかた外してもらうというのは、すごく初期の段階。うつ病発症寸前まで追い込まれていると、会社から離れないと意味ない。会社の扉が嫌とかのレベルになってしまうんです。ドアノブ触るのが嫌とか、会社のエレベーターみると、息が苦しくなるとか。だから、その環境から離れるっいう選択肢しかないのかなって思います

番外編:フリーランスエンジニアのメンタルヘルス対処法は?

僕はフリーランスエンジニアの経験がほとんどないのでわからないんですが、周りのフリーランスの友達を見ていると、マネタイズポイントを複数持つことが大事だと思います

フリーランスとして、どのくらいリソースが割けるのかはわからないですが、A社・B社・C社と契約しておくとか、自分でアプリ開発をしていて広告収入を得るだとか、他にはメディア作ってアフェリエイトで収入を得るだとかも、マネタイズポイントの一つかと思います。とにかく一つに依存しないことが大事。これは心理的に言われていることですが、依存すること自体が悪いわけではないんです。依存は誰でもすることなので。依存先を一つにしないことが重要なんです

一つしか依存先がなかった場合は、メンヘラ女子みたいに「彼氏が、彼氏が、彼氏が…」ってなっちゃうんですけど、女友達を増やすとか、男友達を増やすとかして依存先を複数にすると、一つに対するエネルギーが少なくなっていきます。なので一つが潰れても他があるから大丈夫といった具合に精神的な余裕が出てくるんですよね。人間って精神的に追い込まれると、どんどんクリエイティブではなくなってくるので、結果を出すためにも一つに依存しないという考え方が大事なんです

まとめ

ということで、ほっしーさんにインタビューさせていただきました!メンタルヘルスケアについて理解が深まった方もいるのではないでしょうか?

私自身が、今回のインタビューで学ぶことも多かったです!
ということで、皆さん、メンタルヘルスケアにも気をつけてエンジニアライフを送ってください!