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間違えることを恐れずに楽しんでプログラミングを!キュベットの刑部さんにインタビュー

皆さんはキュベットをご存知でしょうか?キュベットは木でできたおもちゃで、画面を見なくても手で触りながらプログラミングの基礎を学べるようになっています。

ボードとキュベット(動くロボット)、ワールドマップなどがセットとなっており、ボードでプログラミングを作って、ワールドマップ上でキュベットを動かします。

学習というよりはより遊びながら、またパソコンの画面を見せるのはためらうような小さなお子さんでも安心して使うことができます。

販売元のキャンドルウィック株式会社の刑部さんに、キュベットについてお話を伺いました。

キュベットとは?

―キュベットはもともとイギリスで開発されたものなのですよね。

キュベットはプリモトイズが開発元で、イギリスのフィリッポ・ヤコブという起業家が開発したツールです。それを日本に輸入して販売していますが、近年すごく広まって来ました。

―幼児にはまだパソコンなどの画面を見せたくないという親御さんもいらっしゃるので、キュベットは小さいお子さんにも人気なのですか?

そうですね。キュベットは画面を使わないで、ブロックを使ってコーディングができるという点と、パソコンで書いているようなプログラムを手で触れるようにした点が画期的ですね。

やはり小さいお子さんだとブルーライトももちろん心配ですが、パソコンでやるとなんとなくやるだけでも動いてしまうので、あまり頭を使わないことがあるんです。

キュベットではそういった点を全て取り払い、触れる・ものが動く環境でブロックを一つ入れれば動くということを実際に体験しながらプログラミングができるようになっています。プログラミングの入り口として最適ですね。

また、小さいお子さんでも基礎的な部分を学べるように考え抜かれたデザインで、ブロックのデザインも形が特徴的なので、目が見えない子でももちろん使えますし、耳が聞こえない子でも使えます。

バリアフリーに作られているので、世界中で男女問わず小さい子からお年寄りまで使われています。プログラミングの概念を直感的に理解でき、理解しやすいというのもキュベットの特徴です。

キュベットの工夫されている点

―キュベットはただ進む・曲がるだけではなくて、一連の行動をまとめて繰り返す機能があると聞きました。

キュベットのボードは余計なものを落として形がすごくシンプルなのですが、青いファンクションのブロックがあることですごく学びに深みが出ます。

青いブロックは下の四角い枠に入れた動きを呼び出せるのですが、これがあることでより遠くにキュベットを連れていけるようになったり、同じ動きを繰り返したりと関数の意味合いが付けられます。

シンプルに右左に移動する、という動作をより深めていけるので画期的だと思います。

―キュベットは実際にコードを書くこともできるのですよね。

キュベットについているネジをコインで開けると、中に基盤があります。基盤をパソコンに繋ぐと実はオープンソースになっていて、世界中の誰でもコードを見て書き換えられるようになっています。

このキュベットを開けると中に基盤が

キュベットのプログラムはArduino(アルデュイーノ)というシステムで書いているのですが、Arduinoをダウンロードすると、世界中の誰でもキュベットのプログラムを見ることができ、進む距離や向きもカスタマイズできるようになっています。

そこまですると本物のプログラミングのレベルまで行うことができるので、実際にどのようにロボットが作られているのかということを見ることができ、小さい子から大きい子への学びとして一貫性があると思います。

今後の展望

―来年からプログラミング教育が始まりますが、それに対する期待や今までプリモさんがやって来られたことを含めて、今後の展望を教えていただきたいです。

プログラミングは今までやったことがないものであり、先生たちも敬遠しがちだと思います。ですが、キュベットは木でできておりすごく親しみがあるデザインで、グループみんなで遊べるというのも特徴です。

やはり学校でやる時はプログラミング的思考ももちろんですが、みんなで一緒にできる学びや試行錯誤が重要だと思うんですね。

またプログラミングではデバックという作業、つまり間違えたところをどう直していくかという作業が大切です。

キュベットはグループワークでできるので、通常のプログラミングでのパソコンで書いて修正するという作業も、楽しくみんなで話し合いながら想像力も高めていけるようになっています。ですから学校で使っていただくと先生たちも教えやすいと思いますし、プログラミングは楽しいんだということも体験していただけると思います。

間違えることを恐れずに、楽しんでプログラミングできる環境が作れると良いですね。

プリモトイズ公式サイト
https://www.primotoys.jp/