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90秒のスナックコースとプロコースで学ぶオンライン学習サービスShareWis!CEO辻川友紀さんにインタビュー

オンライン学習サービスShareWis、CEO辻川友紀さん

皆さんはオンライン学習サービスShareWisをご存知でしょうか?オンラインだと自分の都合に合わせて学習できるので、忙しくても学習しやすいですよね。

ShareWisはプログラミング、英語や中国語などの語学学習の動画に加え、ビジネススキルや趣味などにも役立つ動画を提供するオンライン学習サイトです。スナックコースという90秒の無料動画があることや、様々な企業と提携していることが他の動画学習サイトと比べて特徴的です!

ShareWis公式サイトのスクリーンショット

今回はShareWisのCEOである辻川友紀さんにお話を伺いました。

ShareWis立ち上げのきっかけや解決したい問題

―ShareWisを立ち上げたられたのは2012年ですが、どのような経緯で立ち上げられたのでしょうか?

私はもともと学生時代から、教育系のサービスを立ち上げたいなと思っていました。私自身は大学時代分子生物学を学んでいて、大学院の修士課程でも研究をしていて研究者になろうと思っていたんですが、対象の研究よりも教育、学ぶことに興味が行き、面白い・もっと勉強が楽しくなる事業を作りたいなと。

ただ、元々はそのままドクターに行って研究者になることを考えていたので、一回ちゃんと社会人を経験しようかな、というところで一回就職を選択。30歳まで働いて、辞めて会社を立ち上げようと思っていたんですが、実際はそれより早く辞めて2012年に事業を立ち上げました。

当時新しい教育の事業を立ち上げようと思っていたので、いわゆる受験勉強など既存の勉強の枠組みに乗っかるというより、別の新しい部分でやりたいなと思っていました。となると公教育の領域の外なので、小学校に入る前や大学を卒業して社会人になってからのどちらかだなと思い、それで社会人の方を選びました。会社を立ち上げてすぐにShareWisを始めたという感じです。

一貫して解決したかった問題というのは、勉強のはじめの部分、きっかけの部分をもう少し良くしたいということです。

例えばプログラミングを今やられている方も、元を正せば小さいときに知り合いの親戚にパソコンが詳しいおじさんが居たとか、たまたま大学で情報系に行ったとか偶然だと思うんですね。そこをもう少し、偶然でうまくいった人はいいんですが、ちょっとしたことでうまくいってない人や仕事が楽しくないとか、そういうことが解決したらいいと思っていました。

ShareWisの変遷

―サービスは立ち上げ当初から変わってきた感じでしょうか?

サービスが出来た当時のアプローチとしては、コンテンツのつながりをグラフィカルに表示することで、興味のあるコンテンツを楽しく散策できるというものでした。また、マネタイズの方法は広告モデルだったんですが、売上が立たず大変苦労しました。オンラインで動画講座を販売する広告主がいないというのもありますし、勉強する人の人数も限られてきますので非常に難しかったです。

そこで広告のモデルではなくで、自分たちで販売するようなモデルにしていこうという考えが出てきました。今はない名前なのですがShareWis ACTというのがあり、そこで有料で販売するサービスを始めました。

それが2014年で、ShareWisのサービスでライトな学習を担当して、有料の時はShareWis ACTの方に行くという構えだったんですが、やはりサービスが分かれていると購入に繋がりにくく、またスタートアップの状態で2サービスを作っていく開発リソースもないという問題がありました。

そこで両サービスをくっつけた感じで、現在のShareWisというサービスが存在しています。

ShareWisの特徴

―現在のShareWisのサービスの特徴はどういったものでしょうか?

90秒のスナックコース動画の掲載や、月額定額制での講座の販売機能などがあります。

あと、さまざまなパートナーとも連携していて、エン・ジャパンさんと法人向けの研修動画配信サービスを展開したりしています。ShareWisに掲載しているコンテンツで、法人向けのニーズがありそうなものはこちらにも掲載していて、毎月再生回数に応じて講師の先生に収益が入るという形でやっています。あと、賃貸のレオパレスさんとも提携していて、備え付けのテレビに付属しているAndroid TVアプリから、家賃引き落としで、動画コースが買える取り組みもしています。

―動画学習サービスはCtoCのサービスだと思われがちですが、それだけではないんですね。

はい、先ほど述べた通り、ShareWisはBtoBの取り組みも進めています。上記以外にも複数社と提携していて、今後もその数を増やしていきたいと思っています。

例えばエン・ジャパンさんだったら、ホワイトカラーの会社員の方がエンドユーザーなんですが、そのような方が学習したいコンテンツと、レオパレスさんの物件に住んで家でスキルを学ぼうとされている方が求めるコンテンツとでは、全くニーズが異なるんです。さまざまな業界のパートナーと提携し、講師の方がどんなコースを掲載されても、最適な学習者の方にコースを提供できるチャネル網を構築したいと考えています。

―サービスを立ち上げて以降、受講者が伸びている分野はどういう分野なのでしょうか?

やはりIT人材が足りない・就職や転職に役立つ・フリーランスで働けるという点では、安定してプログラミング関係はニーズがあると思います。

一方で掲載コースの中では、結構語学も人気があります。英語や中国語はもちろん、日本で働く外国人の方向けに日本語のコースも需要があるので、語学のニーズは伸びていくと思います。また、エン・ジャパンさんと提携しているため、ビジネススキルのコースは充実してきていると思います。出版社さんなどとも連携するケースも増えています。

オンラインで学ぶとなると、Webとの接点が多い、プログラミング学習者にニーズが寄ってくると思うんですが、きめ細やかに属性を見ていけば、BtoCでもBtoBでも、プログラミング外の領域でもニーズは掘り起こせるのかなと思います。

今後の展望

―今後の展望を教えてください。

最終的に目指しているのは、コンテンツの流通を最適化して学ぶ希望が見つかる場所を作る、ということです。

結局先ほど偶然が支配していると言いましたが、その人が勉強すべき教材を届けるための流通が最適化されていないことが問題だと思っています。色々なパートナーと連携するのも、その先にいるユニークなニーズをもった学習者に適したコンテンツを届けやすくなるから、というのが狙いです。

学習コンテンツの流通の最適化には、最適な分野のコースを届ける以外にも、フォーマットの最適化も行っていきたいと考えています。忙しくて時間のない人には短い動画の方が適しているでしょうし、がっつり腰を据えて勉強する人には、PCとテキストを両方開いて勉強した方がいいかもしれません。

最適なコンテンツを最適なタイミングとフォーマットで届けられるプラットフォームを目指して、これからも頑張っていきます。

ShareWis 公式サイト
https://share-wis.com/

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